fake note
——偽りの手記——

あなたは、駅のベンチに置き忘れられたノートを見つけた。

表紙には何も書かれていない。

中を開くと、誰かの走り書きが続いていた。

それは、ある封印された村についての記録だった——。

影森村(かげもりむら)について調べ始めた。

きっかけは、古い地図を眺めていて見つけた空白地帯。

地図上に名前があるのに、航空写真では森しか映らない。

ネットで検索しても、ほとんど情報が出てこない。

ただ一件だけ、地元の郷土史サイトに記述があった。

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この作品はフィクションです